婚活プロフィールの書き方|男性会員の実例でわかる自己PR・趣味・結婚観
婚活のプロフィールを書こうとすると、手が止まります。
「穏やかな性格です」
「趣味は旅行です」
……で、その先は?
僕も実際にここで止まりました。書こうと思えば何か書けるんです。
でも、ぼんやりしたままで、結局どうすれば「いいプロフィール」に仕上がるのかが分からない。
僕がプロフィールを書くときにもらった助言は、これでした。
抽象と具体を行き来するように書く
性格を一言で書いたら、それが表れている行動を添える。
出来事を書いたら、そこから自分の考えに戻る。
ぼんやりした文章は、たいていこのどちらかが抜けています。
この記事では、僕のプロフィールを6項目(性格・本業・副業・趣味と休日・お金と将来・結婚生活)に分けて紹介します。仕事内容や行き先などは一部ぼかしています。
最後に、ぼんやりした文章を仕上げるまでの4つの手順もまとめました。
(この文章で申し込みが何件増えたかを確かめた記事ではありません。一人の男性会員の実例として読んでください)
| 伝えたい性格・考え(抽象) | 出来事・行動・場面(具体) |
|---|---|
| 行動力がある | 気になったことを調べ、実際に足を運んだり試したりする |
| 動物や旅行が好き | 好きな動物を見に、遠方まで出かけた |
| 自然体でいられる関係が理想 | 同じ部屋でそれぞれ好きなことをし、無言でも気まずくならない |
左の列だけだと、ぼんやりします。
右の列だけだと、ただの出来事の報告になります。
両方がつながったとき、読んだ人が「会ったらこんな人なんだろうな」と想像できます。
読む側に回ってわかった:プロフィールは会った日に答え合わせされる
書き方の前に、一つだけ僕の体験を話させてください。
お見合いの前、僕は相手の方のプロフィールを読んで、当日確認したいことをメモしてから会っていました。
書いてあった内容と、会って話した印象がほぼ同じだった方がいます。
その日の振り返りの「良かった点」の欄に、僕はこう書きました。
プロフィールと実像の整合性が高かった
その方には、また会いたいと思いました。
逆に、書いてあることと会った印象に少しずれを感じた方もいました。
お断りした理由は、それだけではありません。
でも、振り返りの「違和感」の欄には、しっかり入っていました。
だから、盛らなくていいんです。
というより、盛ると会った日に自分が苦しくなります。
1.性格は、普段の行動まで書く
よくある書き方は、こうです。
「穏やかで優しい性格です。」
間違いではありません。
でも、同じ一文を書いている人はたくさんいます。
僕の性格欄は、周りから言われることから始まります。
周囲からは、話しやすく行動力もあると言われます。
興味を持つと、調べるだけでなく実際に出かけたり試したりしたくなります。予定を考えるのも好きですが、途中の寄り道で新しい発見をする時間も楽しんでいます。
「行動力」という言葉のあとに、調べる・出かける・試すという行動が続きます。
何にでも積極的なのか。
興味を持ったことを深く知りたいのか。
その人らしさは、こういう説明に出ると思います。
続けて、人との話し方も書いています。
初対面でも自分から話しかける方ですが、お相手の話を聞く時間も好きです。好きなことや日々大切にしていることを、気軽にお話しできたらうれしいです。
自分から話すことと、相手の話を聞くこと。
両方があると、読んだ人が「会ったらどんなふうに話せるだろう」と想像できます。
自分の文章にするなら
「周りから何と言われるか」と「それが表れている行動」を並べてみてください。
人から言われた言葉が思い浮かばなければ、普段の行動から書き始めても大丈夫です。
「優しい」「真面目」を増やすより、実際にしていることを一つ添える。
2.仕事は、仕事内容・やりがい・休日を伝える
よくある書き方は、こうです。
「営業職をしています。」
これだと、何を大切に働いている人なのかが見えません。
同じ営業職でも、扱うものや仕事への向き合い方は人によって違います。
僕の本業は営業職です。業界の詳細は省いて、向き合い方が伝わる形にしています。
お客様が困っていることを伺い、状況に合う提案をする仕事です。
まずはお話をよく聞き、不安やご希望を理解することを大切にしています。安心して任せていただけたと感じるときに、やりがいがあります。
誰と関わる仕事なのか。
何を大切にしているのか。
どんなときにうれしいのか。
この3つがそろうと、仕事の説明が「自分の説明」に変わります。
さらに、休日についても触れています。
休日は、一緒に外出する日も、家でのんびりする日も大切にしたいです。仕事とのメリハリをつけて、二人の時間をつくっていきたいと思っています。
実際のプロフィールでは、休みの曜日も添えると、一緒に過ごす時間を考える手がかりになります。
職場の説明から、自分の説明へ
仕事内容を書いたら、「自分はその仕事で何を大切にしているか」を足してみます。
専門用語を知らない相手にも伝わるか、声に出して読んで確かめるのもおすすめです。
勤務先名や取引先まで書かなくても、向き合い方は伝えられます。僕自身の初回面談での話は、プロフィールにどこまで書くか相談した体験にまとめています。
3.副業は、取り組む内容と生活とのバランスを書く
よくある書き方は、こうです。
「副業もしています。」
これだけだと、読んだ人は少し身構えるかもしれません。
何をしているのか。忙しすぎないのか。
僕は本業とは別に、ネット販売に取り組んでいます。扱う商品はぼかして、面白さと生活とのバランスを書いています。
本業のほかに、ネット販売をしています。
興味を持ったことを自分で試すのが好きで、商品を選んだり、販売の工夫を考えたりすることを楽しんでいます。
商品名まで挙げなくても、自分が何を楽しんでいるかは書けます。
そのうえで、生活との関係にも触れています。
日々の生活や本業に支障のない範囲で続けています。将来の安心につながるよう、少しずつ取り組んでいきたいと考えています。
ここで全部を説明しきる必要はありません。
時間の使い方のような細かい話は、会ってから具体的に話せれば十分です。
僕の6項目をそのまま埋める必要はありません。自分の生活を説明するのに必要な項目を選んでください。
4.趣味は「何が好きか」に、実際のエピソードを添える
よくある書き方は、こうです。
「趣味は旅行と動物です。」
単語が並んでいるだけなので、話しかけるきっかけが見つかりにくい文章です。
僕は、動物を見に出かけたり、おいしいものを食べに行ったりするのが好きです。行き先はぼかしても、体験はこんなふうに伝えられます。
動物を見ることが好きで、会ってみたい動物を目当てに遠方へ出かけたこともあります。実際にその姿を見られたときは、行ってよかったと感じました。
何が好きで、どんな行動をしたのかが分かります。
性格欄の「気になったことは実際に足を運んでみる」ともつながっています。
ここからなら、「動物のどんなところが好きなんですか?」と聞きやすくなります。
(これは会話の広げ方の例で、実際に聞かれた質問の記録ではありません)
大きな旅行の経験がなくても書ける
具体的な話は、遠くへ出かけた経験でなくても大丈夫です。
休日によくすること。
最近楽しかったこと。
つい調べてしまうこと。
「何が好きか」→「どう楽しんでいるか」→「何がうれしいか」の順に考えると、単語の羅列が文章になります。
趣味が違う相手とも、どう過ごしたいかを書く
趣味の欄の最後には、こんな考えも添えています。
趣味が違っても、お互いが楽しんでいることに関心を持てたらうれしいです。一緒に過ごす時間と、それぞれの時間を大切にしたいと思っています。
「好きな動物を見に出かけた」という出来事から、「お互いの時間を大切にしたい」という考えに戻っています。
出来事を紹介したら、最後は自分の価値観に戻す。
会ったときの会話については、共通の趣味がなくても話を広げる工夫も参考にしてください。
5.お金は、何に備え、何に使いたいかを書く
よくある書き方は、こうです。
「金銭感覚は普通だと思います。」
「普通」は、人によって全然違います。
読んだ人は、結局どんな使い方をする人なのか分かりません。
僕は、備えと楽しみの両方を大切にしたい、と書いています。
将来への備えをしながら、二人で出かけたり、おいしいものを食べたりする楽しみも大切にしたいです。安心できる暮らしと日々の楽しみに、バランスよくお金を使えたらと思っています。
住まいなどについては、次のように書いています。
住まいや働き方については、お互いが心地よく暮らせることを大切にしたいです。お金の使い方も一人で決めず、考えを話し合いながら二人に合う形を見つけていきたいです。
何を大切にしたいか。
どこを相手と相談したいか。
自分のプロフィールでは、この2つに置き換えてみてください。
もちろん、プロフィールで家計が決まるわけではありません。関係が進んだら、お互いの希望や事情をもっと話していくことになります。
6.結婚観は、希望と一緒に「どう相談したいか」を伝える
よくある書き方は、こうです。
「笑顔の絶えない、明るい家庭を築きたいです。」
素敵な言葉です。
でも、ほとんどの人が同じことを書いています。
僕は共働きを希望しています。ただ、希望だけでなく、家事と話し合いについても書いています。
共働きを希望していますが、働き方はお互いの希望を聞いて相談したいです。家事も、それぞれの忙しさや得意なことに合わせて協力していけたらと思っています。
二人で過ごす時間については、にぎやかな場面と静かな場面の両方を書いています。
一緒に出かけるのも、家で別々のことをしながらくつろぐのも好きです。ずっと話していなくても、そばにいると落ち着ける関係になれたらうれしいです。
「安心できる家庭」という言葉に、暮らしの場面が加わります。
食事の時間。家で休む時間。休日の過ごし方。
大切にしたい場面を一つ思い浮かべると、結婚観は書きやすくなります。
最後は、性格欄の「行動力」と二人の生活を結びつけています。
興味を持つとすぐ動きたくなる方ですが、二人の生活に関わることは相談して決めたいです。うれしいことも困ったことも話せる、笑顔の多い家庭をつくっていけたらと思っています。
ぼんやりしたプロフィールを仕上げる4つの手順
ここまで読んで、「で、結局どう仕上げればいいの?」と思った方へ。
僕が手を止めていた「ぼんやり」は、次の4つの手順で抜けられます。
手順1:6つの質問に、短く答えを書き出す
最初からきれいな文章にしなくて大丈夫です。メモで十分です。
| 項目 | 自分に聞いてみること |
|---|---|
| 性格 | 普段のどんな行動に、自分らしさが出ている? |
| 仕事 | どんな仕事で、何を大切にしている? 休日はいつ? |
| 副業などの活動 | 何をしていて、日々の生活とどう両立している? |
| 趣味・休日 | 最近楽しかったことは? 何が好きで、どう楽しんでいる? |
| お金・将来 | 何に備えたい? 何にお金を使うとうれしい? |
| 結婚生活 | どんな時間を過ごしたい? 相手と何を相談して決めたい? |
必須項目や文字数の決まりではありません。使っているサービスの入力欄に合わせて選んでください。
手順2:「性格・理想」だけの文に、場面を足す
「穏やか」「明るい家庭」のような言葉を見つけたら、それが見える行動や場面を1つ足します。
手順3:「出来事」だけの文に、気持ちや考えを足す
「〇〇に行きました」で終わっていたら、何がうれしかったのか、そこから何を大切にしたいのかを足します。
手順4:お見合いの日に、同じことを自分の言葉で話せるか読み返す
最後はこれです。
声に出して読んでみて、会った日に同じ話ができるか。
できるなら、それが「仕上がり」です。
いいプロフィールとは、会った日に「書いてある通りの人だった」と思ってもらえるプロフィール。
読む側だった僕が、また会いたいと思った方がそうでした。
僕も面談では、プロフィールの作り込みや自分らしさの伝え方を確認していました。カウンセラーとの面談で整理できたことも、見直すときの参考になればうれしいです。
最初の一文は「プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。」。
最後は「まずはお会いして、気軽にお話しできましたらうれしいです。」。
その間に、自分がどんな人で、どんな暮らしを一緒につくっていきたいかを、自分の言葉で足していきましょう。


