結婚相談所の男は「ひどい」って本当?|1年で60件お見合いした男が見た男性会員のリアル

「結婚相談所には、変な男ばかりいる」
「モテない人の集まりで、見た目が無理な男性しかいない」
SNSや知恵袋で、そんな書き込みを見たことはありませんか。
「結婚相談所 男 ひどい」と検索してこの記事にたどり着いた方は、たぶん二通りです。
入会を検討しているものの、悪い口コミを見て不安になっている女性。
あるいは、すでに活動していて、実際にがっかりする男性と会ってしまった女性です。
僕はIBJの結婚相談所で1年間活動している、34歳の男性です。
これまでのお見合いは60件以上。
ホテルラウンジへ何度も通うなかで、待ち時間や席への移動中に、同じように婚活している男性を数多く見てきました。
そこで見えた結論は、少し複雑です。
「ひどい男ばかり」は半分ホントで、半分ウソ。
過半数は普通の男性です。
ただし、体感では10人中4人ほどが、会話を始める前の第一印象で損をしています。
この記事では、革靴、スーツ、寝癖、青ひげ、そして忘れられないTシャツ姿の男性まで、僕が実際に見た光景を紹介します。
「ひどい」という言葉の中身が分かれば、結婚相談所を必要以上に怖がることはありません。
結論:「ひどい男ばかり」は半分ホント、半分ウソ
先に結論を言います。
結婚相談所に「ひどい男しかいない」というのはウソです。
過半数は、普通の男性です。
しかし、身だしなみや会話に難がある男性が、決して珍しくないのも事実です。
男性10人を見た体感分布は「6:3:1」
僕がラウンジで男性会員を観察してきた体感では、次のような分布になります。
- 普通の男性:6人
- 身だしなみに難がある男性:3人
- 一目で驚くレベルの男性:1人
もちろん、これは統計ではありません。
僕が1年間、ホテルラウンジへ通ったなかで感じた、おおよその体感値です。
それでも、少なく見積もっても10人中4人は、会話を始める前から損をしていました。
つまり、正確にはこうです。
「ひどい男しかいない」はウソ。
「ひどいと思われる男性は普通にいる」はホント。
審査が保証するのは「属性」であって「見た目」ではない
結婚相談所へ入会するには、独身証明書や収入証明書などの提出が必要です。
男性については、一定の所得も入会条件になっています。
費用もかかるため、既婚者や遊び目的の人は、マッチングアプリより入りにくい構造です。
IBJの公式案内でも、独身証明書・収入証明書・本人確認書類・現住所証明書などが必要書類として挙げられています。
参考:IBJ「婚活の流れ」
しかし、審査で確認できるのは、あくまで独身・収入・身元などの属性です。
服装のサイズが合っているか。
革靴が手入れされているか。
寝癖が直っているか。
相手と自然に会話ができるか。
そこまでは、審査してくれません。
ラウンジで見た「見た目が無理」の正体
では、10人中3人ほどいる「身だしなみに難がある男性」とは、どのような人なのでしょうか。
僕が複数の男性を見て、特に気になったのが足元でした。
稼いでいても、革靴がボロボロ
スーツは、それなりに整っている。
腕時計も、決して安そうには見えない。
それなのに、革靴の表面だけがハゲて、ボロボロになっている。
そんな男性を、僕は何人も見ました。
お見合いでは、向かい合って座ります。
立っている時間より、座って話している時間のほうが長い。
だからこそ、テーブルの下や席へ移動する瞬間に、意外と靴が目に入ります。
原因を、単純に「お金がないから」だけでは説明できません。
本人が、靴の傷みに気づいていない。
あるいは、誰からも指摘されたことがない。
その可能性もあると感じました。
正直、かなりもったいないです。
靴を磨くか、新しい靴へ替えるだけで、印象は大きく変わります。
肩幅・寝癖・青ひげ——惜しい男性は細部で損をする
足元以外にも、次のような男性を見かけました。
- スーツの肩幅が明らかに合っていない
- 後頭部の寝癖がピンと立っている
- きちんと剃っているのに青ひげが目立つ
スーツ自体が悪いわけではありません。
髪を整えていないわけでもありません。
ひげを剃っていないわけでもありません。
それでも、最後の一歩が足りない。
鏡で正面は見ても、後頭部までは確認していない。
スーツを着てはいるけれど、自分の体形に合うサイズを知らない。
ひげは剃っているけれど、青みへの対策まではしていない。
つまり、だらしないというよりも、自分がどう見えているのかを知らないのです。
清潔感さえ整えれば、普通に戦える男性が、細部だけで損をしています。
スーツ選びについては、婚活の場での服装をまとめた記事でも詳しく書いています。

1年間で最も忘れられなかった、Tシャツ姿の男性
僕が1年間で最も驚いた光景があります。
あるホテルのラウンジで、Tシャツ姿の男性が席に座っていました。
僕は最初、宿泊客が休憩しているのだと思っていました。
ところが数分後。
髪をきれいに整え、上品なワンピースを着た女性が、その席へ案内されていったのです。
「まさか、お見合いなのか」
周囲を見渡すと、ほかの男性は全員ジャケット姿。
そのなかで、彼だけがTシャツでした。
婚活の最前線であるお見合いの席に、Tシャツで来る男性が、本当に存在したのです。
せめてジャケットを1枚羽織る。
それだけで、第一印象はまったく違ったはずです。
僕が感じた「明らかに驚く1人」とは、こういうレベルの話です。
ちなみに、ラウンジやパーティーの現場の様子はIBJシークレットパーティーの潜入レポにもまとめています。

「ひどい」の正体は、危険ではなく「未加工」
ここで、僕が断言できる範囲を明確にしておきます。
僕がラウンジで見られたのは、男性の外見と振る舞いだけです。
ほかのお見合いの会話までは聞こえません。
そのため、「性格や中身までひどい」と断言することはできません。
見た目に限って言えば、僕が感じた「ひどさ」の正体は、ほぼ一つです。
危険なのではなく、まだ磨かれていない。
ボロボロの靴。
肩幅の合わないスーツ。
後頭部の寝癖。
Tシャツ姿。
これらは人格の問題ではありません。
直そうと思えば、短期間で改善できます。
青ひげだけは少し時間がかかりますが、対処する方法はあります。
つまり、多くは性格の悪さではなく、フィードバック不足です。
なぜ「収入はあるのに残念」な男性が生まれるのか
結婚相談所の審査は、独身であることや収入などの属性を確認します。
しかし、恋愛経験や身だしなみの知識までは確認しません。
恋愛経験が少ない男性は、服装や靴について、誰かからダメ出しされた経験も少ないはずです。
デートの前に、
「その靴で行くの?」
「そのスーツ、サイズが合っていないよ」
そう言ってくれる人が、これまで身近にいなかった。
仕事に力を注ぎ、気づけば30代。
収入はある。
結婚願望もある。
しかし、見た目だけは「未加工」のまま。
結婚相談所には、こうした男性が一定数いるのだと感じました。
だから、相談所に集まりやすいのは、アプリで警戒されるような「危険なひどさ」よりも、経験不足による「残念なひどさ」です。
こうした「自分では気づけない部分」を一人で見つけるのは難しいので、僕は担当者との面談を使っています(対面面談のメリット)。

会話が「ひどい」原因は、僕自身の失敗で分かった
次は、会話の話です。
ここからは周囲の男性を見ただけでは断言できないため、僕自身の失敗データを使います。
僕は60件以上のお見合いをしてきました。
そのうち、少なくとも1割は「まったくダメだった」と感じるお見合いです。
原因は、はっきりしています。
全滅したお見合いには、3つの共通点があった
僕のお見合いが事故った原因は、次の3パターンでした。
- 僕が相手のプロフィールを十分に読まずに臨んだ
- 相手が僕のプロフィールをほとんど読んでいなかった
- お互いにプロフィールを読み込んでいなかった
特に3つ目は最悪です。
かなりの確率で、会話が事故ります。
プロフィールを読んでいないと、何を聞けばいいのか分かりません。
何を聞かれるかも想定できません。
会話の材料がないため、明後日の方向の質問をしてしまう。
沈黙を恐れて、相手の話を遮ってしまう。
焦った結果、自分の仕事や趣味の話ばかりしてしまう。
会話が事故る大きな原因は、悪意ではなく材料不足です。
これは、僕自身が何度も失敗してきたので実感しています。
60件経験した僕でも、1割は滑る
ここで考えてみてください。
60件以上お見合いをした僕でも、少なくとも1割は事故ります。
では、恋愛経験が少なく、お見合い経験もほとんどない男性なら、どうなるでしょうか。
会話の材料が切れた瞬間に、立て直せない。
沈黙が怖い。
そこで、自分が唯一自信を持って話せる領域へ会話を引き込みます。
趣味の話。
仕事の専門的な話。
女性から見れば、
「自分の話ばかりする人」
「人の話を聞かない人」
という印象になります。
しかし本人は、会話を続けようとして滑っているだけかもしれません。
会話事故を減らす具体策は、お見合いの会話ネタ・質問リストをまとめた記事で詳しく解説しています。

アプリの「ひどい男」とは、種類が違う
「ひどい男」は、マッチングアプリにも結婚相談所にもいます。
ただし、その中身が違います。
| 比較項目 | マッチングアプリ | 結婚相談所 |
|---|---|---|
| 入口の確認 | 自己申告が中心 | 独身証明・収入証明などを提出 |
| 費用 | 比較的安い | 初期費用・月会費などが必要 |
| 混ざり得る問題 | 既婚者・遊び目的など | 既婚者は独身証明で排除 |
| 残りやすい問題 | 悪意のある人+経験不足の人 | 未加工・経験不足・会話の滑り |
アプリの「ひどさ」は、騙される怖さ。
結婚相談所の「ひどさ」は、会ってがっかりする残念さです。
どちらも、女性にとって不快であることに変わりはありません。
ただし、騙そうとする人は見抜くのが難しい。
一方で、身だしなみや会話経験の不足は、お見合いをすれば見えてきます。
そして男性側なら、自分で改善できます。
入会を迷っている女性へ——「原石」は改善への姿勢で見抜く
清潔感が足りないからといって、性格まで悪いとは限りません。
見るべきなのは、現時点の完成度だけではなく、改善する姿勢です。
靴より「伝えた後の反応」を見る
靴がボロボロでも、本当に気づいていなかっただけかもしれません。
交際が進んだ段階で軽く伝えたとき、素直に受け止めて改善できるなら、その男性には伸びしろがあります。
反対に、逆ギレする。
言い訳を続ける。
相手の感覚を否定する。
その場合は、靴ではなく態度に問題があります。
外見の完成度より、フィードバックを受け入れられるかを見る。
それが「未加工の男性」と「本当に難しい男性」を分けるポイントです。
会話が微妙なら、プロフィールを読んでいるか確認する
会話がぎこちなくても、すぐに「人の話を聞かない男性」と決めつける必要はありません。
判断基準はシンプルです。
あなたのプロフィールに書かれていることを、一つでも質問してくれたか。
プロフィールを読んだ上で滑っているなら、単に緊張している可能性があります。
逆に、プロフィールをまったく読まず、自分の話だけを続けるなら、交際後も同じことが起きるかもしれません。
どうしても無理な男性とは、お見合い1回で終了できます。
交際を強制されることもありません。
だから、入会前から「やばい男しかいない」と怯える必要はありません。
婚活中の男性へ——「ひどい側」に入らない最低ライン
男性のみなさんにとっては、耳が痛い話だったかもしれません。
しかし、これは他人事ではありません。
僕自身も、60件以上のお見合いのうち、少なくとも1割は事故っています。
それでも、最低限やることは3つだけです。
靴・スーツ・寝癖・青ひげを確認する
僕がラウンジで見た「身だしなみに難がある男性」は、ほぼ次の4点に集約されます。
- 革靴が傷んでいないか
- スーツの肩幅が合っているか
- 後頭部に寝癖が残っていないか
- 青ひげが強く目立っていないか
逆に言えば、ここを整えるだけで、第一印象で損をする3割から抜けやすくなります。
高級な服や時計は必要ありません。
サイズが合っていて、手入れされていることのほうが重要です。
僕が実際に何を変えて、それがどう結果に出たのかは、清潔感マネジメントの全記録にまとめています。

プロフィールを読み、質問を3つ用意する
会話事故の大半は、材料不足から始まります。
プロフィールを読み、質問を3つ用意してください。
趣味。
仕事。
休日の過ごし方。
この3つだけでも、沈黙したときの保険になります。
重要なのは、面白い話をすることではありません。
相手が話しやすい材料を用意しておくことです。
具体的な質問例は、お見合いの会話ネタ・質問リストにまとめてあります。

お見合いにはジャケットを着る
最後は、これだけです。
お見合いには、ジャケットを着てください。
Tシャツ姿の男性を笑えるのは、自分が最低限の準備をしている人だけです。
たった1枚羽織るだけで、相手に「今日のお見合いを大切にしています」と伝えられます。
まとめ:「ひどい」の中身を知れば、結婚相談所は怖くない
結婚相談所の男は「ひどい」のか。
僕の結論は、半分ホントで、半分ウソです。
- 男性10人のうち、体感では普通の男性が6人
- 身だしなみで損をしている男性が3人
- 一目で驚くレベルの男性が1人
- 見た目の「ひどさ」は、人格よりフィードバック不足
- 会話の「ひどさ」は、悪意より準備不足や経験不足
- アプリの「騙される怖さ」と、相談所の「がっかりする残念さ」は別物
結婚相談所は、完成された男性だけが集まる場所ではありません。
一方で、危険な男性ばかりが集まる場所でもありません。
身元や収入は確認されている。
でも、見た目や会話は磨かれていない。
そんな「未加工の男性」が一定数いる場所です。
女性は、その男性が改善できる人なのかを見てください。
男性は、靴を磨き、ジャケットを着て、相手のプロフィールを読んでください。
それだけで、出会いの見え方は変わります。
「ひどい男ばかり」という口コミだけで、結婚への選択肢を閉じる必要はありません。
怖さの正体が分かったら、次は自分に合う結婚相談所を比較してみてください。
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