ある日曜日、朝の東京駅から始まり、新橋、そして夕方には新宿のホテルで2件。気づけば、1日で4件のお見合いをしていた。

先に書いておくと、1日4件は組みすぎだ。仲人からは1日2件までを勧められるのが一般的で、この日はそれを大きく超えていた。この記事は、その結果何が起きたかの記録である。

普段は営業の仕事をしているのだが、この日はたぶん、営業中より営業していた。今思えば、お見合いを営業のように「こなして」いたことが、この日の失敗の出発点だった。

朝の東京駅で4件のお見合い予定をスマートフォンで確認するウルフくん
ウルフくん
ウルフくん
4件は、今なら絶対に組まない

朝から夕方まで、頭の中はずっと切り替え作業だった

1件目は東京駅、2件目は新橋、3件目と4件目は新宿。移動そのものは予定どおりでも、頭の中では毎回「次の人」に切り替えなければならない。

お見合いが終わった直後に、さっき話した内容を軽く振り返る。次の会場へ向かう途中で、今度は次の人のプロフィールに集中する。この切り替えを4回続けると、後半には自分の記憶力を過信していたことがよく分かる。

特に危ないのは、趣味・家族構成・住まいのように、会話の入り口として使いやすい情報だ。便利だからこそ、別の人の情報と混ざったときに口から出やすい。

電車で4人分のプロフィール情報が混ざり困惑するウルフくん

4人分のプロフィールが頭の中で混ざり始めた

問題は、4人分のプロフィールを頭に入れようとしたことだった。趣味や仕事ならまだいい。危なかったのは、プロフィール後半に書かれている家族構成である。

4人の方の兄弟構成が、それぞれ違っていた。

会話中、別の方の兄弟構成を前提にした話を出しかけた瞬間、脳内で警報が鳴った。

ホテルラウンジのお見合いで別の相手の家族構成を言いかけるウルフくん

とっさに、家族の話から住まいの話へ質問を切り替えた。相手は自然に答えてくれて、どうやら事故にはならなかったらしい。

ウルフくん
ウルフくん
警報が鳴ったのは、たぶん人生で初めて

「間」の作り方を間違えていた

この日の僕は、別の人の話題が口から出そうになると、軽く咳き込んで間を作っていた。その数秒で「この人の趣味は何だったっけ」「家族構成は誰の情報だっけ」と頭の中を立て直す。

ただ、あとから考えるとこれはよくない。お見合いの席で咳き込むと、相手は体調を心配するし、飲み物のある席では気を遣わせる。次からは、水を一口飲む、おしぼりで手を拭くといった自然な所作で間を作ることにした。家族構成を取り違えて聞くよりはずっといい、という考え自体は変わらない。

一呼吸おいて安全な質問へ話題を切り替えるウルフくん

4件連続で学んだ、プロフィール確認のコツ

この日の教訓はシンプルだ。お見合いが重なる日は、全員分のプロフィールをまとめて覚えようとしない。

  • 次に会う1人だけに集中する
  • 会う1時間前にプロフィールを読み込む
  • 趣味・仕事・住まい・家族構成を頭の中で言えるようにする
  • 会話では、覚えた情報をそのまま質問せず、自然に広げる

僕が次からやることにした直前確認ルーティン

プロフィールを何度も読み返すより、短い時間で「会話の入口」だけを押さえるほうが、僕には合っていた。目安はお見合いの1時間前。移動前に次の4点を声に出さず頭の中で確認する。

  1. 仕事:どんな働き方をしているか。
  2. 趣味:最初の会話を始めるための一つ。
  3. 暮らし:一人暮らしか、実家か、生活圏はどこか。
  4. 家族構成:聞き違いが失礼になりやすいので、特に慎重に扱う。

この4点を覚えたら、残りは当日の会話で知ればいい。全部を暗記しようとしないほうが、相手の話をその場でちゃんと聞ける。

僕は次から、会う直前にその人のプロフィールだけを一気に覚えるようにした。できれば暗唱できるくらいに。

婚活でも営業でも、情報を詰め込みすぎると、お客さま――いや、お相手の情報が混ざる。

ウルフくん
ウルフくん
覚える量を減らしたら、相手の話が聞けるようになった

達成感より、ぐったり感

4件終えた頃には、達成感よりぐったり感のほうが大きかった。自分の準備不足で、どの方ともきちんと向き合えなかった感覚が残り、「今日は何をしていたんだろう」と少しだけ遠い目にもなった。相手の方も時間と身支度を使って来てくれているのに、4人目の方には疲れた顔で会ってしまったと思う。

でも少なくとも、兄弟構成を取り違えた質問をせずに済んだ。それだけで、その日はぎりぎり合格にしておきたい。

4件のお見合いを終えてホテルロビーで安堵するウルフくん

この話は、IBJ婚活全体のなかの小さな一日

4件連続お見合いは組みすぎで、二度とやらないと決めた日だったが、結婚相談所の活動では「お見合い前にどう準備するか」「会ったあとにどう振り返るか」の積み重ねが大きい。

入会からお見合い、仮交際までの流れや、僕が実際に感じたことは、IBJ婚活ブログ|30代男性の婚活全記録にまとめている。これから結婚相談所を検討する人は、まず全体像から読んでもらえると、この「プロフィール混線事件」も少しだけ役に立つはずだ。

お見合いの会話に不安がある人へ

プロフィールを読み込むのは大切だが、会話は暗記テストではない。質問の作り方や会話を続けるコツは、お見合いで会話が続かない人へ|IBJ30代男が実践する4つのコツにもまとめている。

お見合いが重なったときの体力や気持ちの保ち方は、婚活に疲れた30代男性へ|続けてもむなしい、でも休むのが怖いも参考にしてほしい。

結婚相談所での活動全体を知りたい人は、IBJ婚活ブログ|30代男性の婚活全記録から読んでみてください。

ABOUT ME
ウルフくん
34歳・営業職。IBJメンバーズで婚活中。お見合い60件超、Pairs課金約40万円など、実体験と一次データをもとに30代男性の婚活を発信しています。