IBJのお見合いのお断り理由は?「価値観が合わない」の意味を30件以上経験した男性が解説
IBJのお見合い後、相談所から届いた返事は「価値観が合わないため、お断り」でした。
こう言われても、正直よく分かりません。
「1時間ほど話しただけで、どの価値観が違ったのか」
「会話はそれなりに続いていたのに、何が悪かったのか」
「直すべきところがあるなら、具体的に教えてほしい」
僕もIBJで30件以上のお見合いを経験し、同じように悩みました。仮交際を希望したのは6〜10件ほど。そのうち4〜6件ほどは、相手からお断りされています。そして、断られた理由の半分くらいは、今振り返っても具体的には分かりません。
一方で、僕から相手をお断りした経験もあります。断る側になって初めて、「相手に大きな欠点がなくても、もう一度会いたいと思えないことはある」と分かりました。
先に結論をお伝えすると、「価値観が合わない」は、子ども・住む場所・お金などの具体的な生活観の違いを指すこともあれば、会話や雰囲気の小さな違和感をまとめた表現であることもあります。
ただし、一度のお断りだけで「自分には問題がある」と決めつける必要はありません。見るべきなのは、一件の曖昧な理由ではなく、複数のお見合いに共通する傾向です。
この記事では、IBJで活動する男性に向けて、僕が断った側・断られた側の両方で感じたことを、できるだけ率直にまとめます。
入会から仮交際までの流れを通しで知りたい方は、30代男性の婚活全記録もあわせて読んでみてください。
IBJのお見合いで「価値観が合わない」と言われる3つの意味
僕の経験では、「価値観が合わない」というお断り理由は、大きく3つに分けて受け止めると分かりやすくなります。
1.結婚後の生活について具体的な違いがあった
最も分かりやすいのは、結婚後の生活を左右する考え方に違いがあった場合です。
たとえば、次のような項目です。
- 子どもを希望するか
- 結婚後にどこへ住むか
- 共働きを続けるか
- 生活費や貯蓄をどう考えるか
- どの程度の生活水準を求めるか
- 家事や育児をどのように分担するか
- 親や実家とどの程度の距離で付き合うか
僕が相手をお断りした理由でも、こうした生活設計の違いはありました。
どちらが正しい、間違っているという話ではありません。子どもを希望する人と希望しない人、都内に住み続けたい人と地元へ戻りたい人では、人柄が良くても結婚生活の前提が合いません。
IBJの会員検索でも、居住地や子どもの希望に加え、お金の使い方、家事分担、育児分担などの結婚観を確認できるようになっています。つまり、条件だけでなく生活の組み立て方も、相手選びの重要な要素です。
2.会話や雰囲気に違和感があった
もっと分かりにくいのが、会話や雰囲気の違和感です。
話す速さ、質問と回答のバランス、笑うタイミング、話題への関心など、小さな感覚が積み重なると、「良い人だけれど、自分とは少し違う」と感じることがあります。
僕自身も、相手から「価値観が合わない」と言われたとき、必ずしも子どもやお金について意見が衝突したわけではありませんでした。むしろ、会話が表面的なまま終わったり、自然なやり取りにならなかったりしたことの方が多かったように思います。
IBJ公式でも、プロフィール上では良さそうに見えても、実際に会うと「何か違う」「何となく合わない」と感じる場合があると説明されています。
参考:IBJ「お見合いでお断りされてしまう理由を男女別に解説」
3.相手自身も理由を一つに絞れなかった
お断りには、必ずしも明確な一つの原因があるとは限りません。
失礼なことをされたわけでもなく、決定的な価値観の違いが見つかったわけでもない。それでも、「もう一度会いたい」という気持ちにまではならなかった。
僕も断る側として、この感覚を経験しました。
その場合、理由を具体的な文章にしようとしても難しく、最終的に「価値観が合わない」「フィーリングが合わない」という表現になります。
したがって、「価値観が合わない」と言われたからといって、隠された重大な欠点があると決めつける必要はありません。本当に生活観が違った可能性もあれば、いくつかの小さな違和感をまとめた可能性もあります。
30件以上のお見合いで、僕が相手を断った最大の理由
僕が相手をお断りした理由として最も多かったのは、外見や年収ではなく、結婚への温度差でした。
具体的には、次のようなときです。
- 結婚したい理由が曖昧だった
- 相手を知ろうとする質問が少なかった
- 「なんとなく婚活をしている」という印象を受けた
- 結婚後の生活をまだ具体的に考えていないように見えた
もちろん、初対面で結婚観を完璧に説明できる人ばかりではありません。緊張してうまく話せないこともあります。
それでも、こちらから質問をしても話が深まらず、相手から僕について知ろうとする様子もほとんどないと、「この人は本当に結婚相手を探しているのだろうか」と感じてしまいました。
結婚相談所に入っている以上、全員が同じ熱量で活動していると思いがちです。しかし、実際には、すぐに結婚したい人もいれば、良い人がいれば考えたい人、周囲に勧められて始めた人もいます。
この温度差は、プロフィールだけでは分かりにくく、会って初めて見えてくる部分です。
IBJのお見合いで僕が感じた「脈なし」の兆候
僕が断られたお見合いを振り返ると、比較的多かったのは次の2つでした。
相手から質問が返ってこない
僕が相手に質問し、相手が答える。しかし、相手から「あなたはどうですか?」と聞き返されない。
この状態が続くと、こちらばかりが話題を探すことになります。会話の形は成立していても、相互に関心を向けるやり取りにはなりません。
話題が表面的なまま深まらない
仕事、趣味、休日の過ごし方などを一通り話しても、一問一答で終わり、話題が広がらないことがあります。
「旅行が好きです」
「そうなんですね。どこへ行きましたか?」
「北海道です」
「いいですね」
このように質問と回答は続いていても、どこが楽しかったのか、なぜ旅行が好きなのか、お互いにどんな旅をしたいのかまでは進みません。
結果として、相手の人柄や価値観が見えないまま時間だけが過ぎます。
ただし「質問が少ない=脈なし」とは限らない
ここは断定しない方がよい点です。
僕の場合、相手からの質問が少なかったにもかかわらず、仮交際希望をもらったことが一度あります。
初対面では緊張する人もいます。聞くことに集中するタイプや、質問するのが得意ではない人もいます。そのため、質問の数だけで脈なしと決めつけるのは危険です。
見るべきなのは、質問の数だけではなく、表情、相づち、回答の具体性、会話を続けようとする姿勢などを合わせた全体の印象です。
脈なしの「確定サイン」を探すのではなく、自分への関心が感じられたかを振り返る材料にする。僕はこの程度の捉え方が現実的だと思っています。
断られた原因は、相手だけではなく僕の質問にもあった
相手から質問されなかったことばかりを気にしていた時期もありました。しかし振り返ると、僕の会話にも改善すべき点がありました。
特に大きかったのが、質問が面接のようになっていたことです。
僕は結婚への真剣度を知りたくて、住む場所や結婚後の働き方を早い段階で聞いていました。
自分としては、将来を真面目に考えているからこその質問です。しかし相手から見れば、まだ人柄もよく分からない段階で、条件を確認されているように感じたかもしれません。
質問そのものが悪いのではありません。問題は、質問の順番と聞き方でした。
初回で聞くのは、婚活を始めた理由と結婚時期まで
現在の僕は、初回のお見合いで確認する結婚観は、基本的に次の範囲にとどめています。
- 婚活を始めたきっかけ
- どのくらいの時期に結婚したいと考えているか
住む場所、働き方、家計、家事分担などは重要です。ただ、初回からすべてを並べて尋ねると、会話ではなく条件確認になりやすくなります。
まずは「もう一度会って話したい」と思えるかを確かめ、その後の仮交際で少しずつ具体化する方が自然です。

面接のような質問をやめるために変えたこと
僕が意識するようになったのは、主に2つです。
自分の話を先にする
以前は、相手の考えを知ろうとして、質問から入ることが多くなっていました。
現在は、まず自分の考えや経験を短く話してから相手に尋ねます。
たとえば、いきなり「結婚後も仕事を続けたいですか?」と聞くのではなく、次のように話します。
僕は結婚後も、お互いに相談しながら仕事を続けられる関係が理想です。忙しい時期は支え合いたいと思っています。〇〇さんは、仕事と家庭について何かイメージされていますか?
先に自己開示をすると、相手だけが審査されているような空気を減らせます。
軽い雑談から少しずつ背景を聴く
生活条件を直接並べて聞くのではなく、どのような家庭で育ち、家族とどんな距離感で過ごしてきたかを、自然な流れで聴くこともあります。
知りたいのは、家族関係そのものを評価することではありません。相手が理想とする家庭像、家族内の会話や距離感、仕事と家庭の役割分担を理解するためです。
もちろん、家族の話は人によっては話しにくいテーマです。相手が答えにくそうなら、それ以上は聞かず、軽い話題へ戻します。自分の話だけをして終えることもあります。
この聞き方に変えてから、少なくとも以前より会話は自然に続くようになりました。ただし、仮交際の成立率が上がったと断言できるほどのデータは、まだありません。
この点は誇張せず、今後も記録して確かめたいと思っています。
そもそも会話そのものが続かないところでつまずいている場合は、お見合いで会話が続かない人へ|IBJ30代男が実践する4つのコツで具体的な質問例をまとめています。
お断り理由が分からない男性に勧めたい記録方法
お断りの理由が曖昧だと、頭の中だけで反省を続けてしまいます。
しかし、一件のお見合いを何度思い返しても、相手の本音は分かりません。そこで僕が勧めたいのが、お見合いごとの簡単な記録です。
次の5項目だけでも十分です。
| 記録項目 | 振り返る内容 |
|---|---|
| 会話のバランス | 自分と相手のどちらか一方だけが話していなかったか |
| 質問の深さ | 一問一答で終わったか、自然に話が広がったか |
| 自己開示 | 質問する前に自分の考えも話したか |
| 結婚観 | 初回から住居・仕事・お金まで聞きすぎなかったか |
| 結果と理由 | 仮交際希望、お断り、相談所から伝えられた理由 |
ポイントは、一件ごとに「ここが悪かった」と結論を出さないことです。
3件、5件と記録がたまったときに、同じ傾向が繰り返されていないかを見ます。
たとえば、複数回続けて「会話が面接のようだった」と伝えられたなら、質問の順番を変える価値があります。一方、一度だけ「価値観が合わない」と言われたのであれば、それだけで自分の考え方を大きく変える必要はありません。
お断り理由は、どこまで具体的に伝えるべきか
僕は相手をお断りするとき、相談所にはできるだけ具体的な理由を伝えるようにしています。
改善できる内容であれば、曖昧な言葉だけよりも、具体的に伝えた方が相手の今後に役立つと考えているからです。
ただし、何でも率直に書けばよいとは思いません。相手の人格を否定する表現や、本人が変えにくい特徴を一方的に評価する必要はありません。
伝えるなら、たとえば次のように、行動や会話に絞る方がよいと思います。
- 「こちらからの質問が中心となり、相互に知り合う会話になりにくかった」
- 「初回から住居や働き方の確認が続き、少し面接のように感じた」
- 「結婚を希望する時期に違いがあり、今後のイメージを合わせにくかった」
これは、僕自身が具体的な理由を知りたかったからでもあります。
曖昧なお断り理由で最もつらいのは、断られたこと自体より、改善点が分からないこと、そして自分の手応えと結果が食い違うことでした。
だからこそ、改善できる点については、傷つけない表現を選びながら具体的に伝える価値があると思います。
一度のお断りで、自分の価値まで否定しない
お見合いで断られると、「自分には結婚相手としての魅力がないのでは」と考えてしまいます。
しかし、断る側を経験すると、それは違うと分かります。
相手に大きな欠点がなくても、結婚への温度、生活設計、会話のペースが合わなければ、お断りすることがあります。それは相手の人間的な価値を否定しているわけではありません。
同じように、自分が断られたときも、一度の結果だけで原因を決めつけない方がよいと思います。
改善すべきなのは、複数のお見合いで繰り返される自分の行動です。
相手との相性に属する部分まで、無理に直す必要はありません。
この2つを分けるだけでも、婚活で必要以上に消耗しにくくなります。
まとめ:「価値観が合わない」は一件ではなく共通点から考える
IBJのお見合いで「価値観が合わない」と言われた場合、考えられる意味は次の3つです。
- 子ども・住居・仕事・お金など、結婚後の生活観が具体的に違った
- 会話のテンポや雰囲気に、小さな違和感があった
- 大きな問題はないが、もう一度会いたい気持ちにまではならなかった
僕の場合、30件以上のお見合いの中で、お断り理由の半分くらいは具体的に分かりませんでした。
また、相手から質問が少なく、会話が表面的だったお見合いは断られることが多かった一方、同じ状況でも仮交際希望をもらった例外もあります。
そのため、一つの言葉や態度を「脈なし確定」と考えるのではなく、複数のお見合いを記録し、繰り返されている共通点だけを改善することが大切です。
僕自身は、面接のように質問を続ける方法をやめ、自分の考えを先に話し、軽い雑談から少しずつ相手の背景を聴くように変えました。その結果、少なくとも会話は以前より自然になりました。
一度のお断りは、人格の評価ではなく、その相手との結果です。
直せる共通点は直す。しかし、相性の部分まで自分を否定しない。そして次のお見合いへ進む。
これが、断った側と断られた側の両方を経験した僕の結論です。
あわせて読みたい
IBJのお見合いのお断り理由に関するよくある質問
IBJのお見合いで、お断り理由を詳しく教えてもらえますか?
相談所を通じて理由が伝えられる場合もありますが、必ず具体的な説明を得られるとは限りません。僕の場合も、断られた理由の半分くらいは具体的には分かりませんでした。気になる場合は担当者に確認しつつ、一件の理由を深追いしすぎないことも大切です。
お見合いで相手から質問されない場合は脈なしですか?
脈なしの可能性を考える材料にはなりますが、それだけでは断定できません。僕自身、相手からの質問が少なかったにもかかわらず、仮交際希望をもらった経験が一度あります。表情、相づち、回答の具体性なども合わせて判断しましょう。
初回のお見合いで結婚観を聞いてもよいですか?
婚活を始めた理由や希望する結婚時期を軽く尋ねる程度なら、相手の温度感を知る手がかりになります。一方、住む場所、働き方、お金、家事分担などを一度に確認すると、面接のように感じられる可能性があります。自分の考えを先に話し、相手の反応を見ながら少しずつ聞く方法がおすすめです。
好感触だったのに断られるのはなぜですか?
会話を楽しく終えることと、もう一度会いたいと思うことは同じではありません。相手が礼儀正しく接してくれた場合、こちらには好感触に見えても、相手は生活観や雰囲気の違いを感じていることがあります。一度の結果を深読みするより、複数回に共通する傾向を確認しましょう。
