婚活を始めるために、IBJメンバーズで初回カウンセリングを受けてきました。
正直、行く前は「サービスの説明を受ける場」くらいの感覚でしたが、ふたを開けてみると、想像以上に深く、自分自身と向き合う時間となりました。
カウンセリングで聞かれた「これまでどんな人生を歩んできましたか?」
最初に聞かれたのは、思いがけず深い質問でした。
「生まれてから今まで、どんな人生を歩んできましたか?」
普段、自分の過去を一から語る機会はなかなかありません。
この場では、幼少期の家庭環境、学生時代にどんなことに熱中していたか、社会人としてどんな仕事をしてきたかなど、自分のルーツを丁寧に話す時間がありました。
表面的に振り返れば——
・家庭環境はごく一般的で、特段特殊な事情はなし
・学生時代は部活動や趣味に取り組み、芸術やものづくりに興味を持つように
・現在は営業職としてビルオーナー向けに提案を行っており、副業としてEC物販にも取り組んでいる
こうした話の中から、自分がどういう価値観で行動してきたのか、少しずつ言語化されていく感覚がありました。
過去の恋愛経験についても聞かれた
「これまでにどんな恋愛をしてきましたか?」という質問もありました。
私は6年間の遠距離恋愛を経験しており、当時は月に1〜2回のペースで会いながら関係を築いていました。結婚も意識していましたが、最終的にはお金の価値観などの違いから別れることに。
あらためてその話をすると、当時の出来事が今の自分の“人との距離の取り方”や“パートナーに求めること”に影響していることに気づきました。
カウンセラーの方はその経験を否定せず、
**「過去の経験は、必ず未来の糧になりますよ」**と肯定してくれたのが印象に残っています。
デリケートな話をしたとき、空気が少し変わった
そして、もうひとつ重要な話題がありました。
私はADHDの傾向があり、また過去に体調を崩したこともあります。これらのことを、包み隠さず正直にお話ししました。
すると、それまで穏やかだったカウンセラーの表情が、ふと少しだけ曇ったのを感じました。
もちろんそれは偏見ではなく、これまでの多くの実例を見てきたからこその、慎重さを感じさせるものでした。
「ADHDや過去の体調経験についてオープンにすることで、マッチングの確率が下がる可能性が高い」
そんな現実的な話もありましたが、それでも私は自分の特性と向き合いながら婚活を進めていく覚悟を持ちました。
解決策として選んだのは、「2回目のお見合い」で伝えるという判断
カウンセラーとの話し合いの結果、
「2回目のお見合いで、自分の特性や体調のことを誠実に伝える」という方針で進めていくことにしました。
初対面でいきなり話すのではなく、ある程度お互いの空気感がわかってから、落ち着いた環境で説明する。
この方法なら、相手に必要以上の不安を与えることなく、正直な自分も伝えられると感じています。
スケジュールや副業など、現実的な話も
平日は仕事が20時を過ぎることも多く、お見合いやデートのスケジュール調整についても相談しました。
オンラインお見合いを活用しつつ、無理なく活動を継続できる体制をつくっていくことになりました。
また、副業については「EC物販」とだけプロフィールに記載し、詳細は控える形に。職場関係者に見られる可能性もあるため、情報開示には慎重なバランスが必要だということも確認できました。
成婚までの計画と目標設定
カウンセリングの最後には、活動の目標時期を明確に設定しました。
私は2026年5月の成婚退会を目標にし、そこから逆算して、2026年2月には交際をスタートしている状態を目指します。
そのためには、毎月3名を目標にお見合いを申し込み、計画的に行動していくことが重要です。
まとめ:婚活は「誰かと出会う前に、自分と出会い直す」時間だった
今回の初回カウンセリングで一番感じたのは、
婚活は「相手を見つける場」であると同時に、**「自分を深く理解し、見せ方を工夫するプロセス」**でもあるということです。
・自分の過去をどう語るか
・どんな価値観を持って生きてきたか
・これからどんな関係を築きたいか
それらをしっかりと言葉にしなければ、きっと“伝わる婚活”にはなりません。
IBJメンバーズのカウンセリングは、まさにその準備をしていくための第一歩でした。