同じIBJ加盟店でも「ウェルスマ」は驚くほどリーズナブル。
入会金・月会費・成婚料のすべてが、IBJメンバーズよりも大幅に低価格です。
でも、安い=サポートが薄いわけではありません。
結論から言えば、“婚活の支援スタイルと思想”がまったく違うのです。
この記事では、IBJで活動している私が、
実際の体験をもとに「IBJメンバーズ」と「ウェルスマ」を比較し、
なぜここまで料金とサポート内容が違うのかを解説します。
結論:「ウェルスマは“自分で動ける人向け”の婚活ジム」
IBJメンバーズは、専任カウンセラーが寄り添うライザップ型。
それに対して、ウェルスマはエニタイムフイットネス型。
どちらも同じIBJ(日本結婚相談所連盟)の会員データベースを使っており、
検索できる条件や閲覧できる会員情報はまったく同じです。
違うのは、婚活をどう進めたいか──つまり「性格」と「好み」です。
ウェルスマの特徴:入会しやすく、タイパ重視の設計
ウェルスマの最大の特徴は、入会ハードルの低さ。
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入会金:19,800円〜34,800円
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月会費:9,800円〜19,800円(4プラン)
初期費用が非常に安いため、
「ちょっと結婚を考え始めた」「相談所に興味はあるけど不安」という人でも、
気軽に始めやすい設計になっています。
この価格を実現できる理由はシンプル。
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実店舗を持たない(=家賃・受付スタッフのコストを削減)
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広告費を最小限に抑えている
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すべてのサポートをLINE・Zoom・電話で完結
さらに、代表取締役はNTTデータ・ベイカレントコンサルティング出身。
IT・コンサルの知見を活かした“婚活”を設計しており、
「タイパ」を重視する人に特に向いています。
婚活を「やる気のある人が最短で成果を出せる場所」にしたのがウェルスマ。
ライザップ型ではなく、エニタイムフィットネス型の婚活ジムです。
ウェルスマの強みと課題
私自身、IBJで活動している中で、
ウェルスマを利用されている方とお見合いをした経験があります。
強み:申込可能件数の量の多さ
まず感じたのは申込可能件数の量の多さ。
プランによっては月30件以上の申込みが可能で、
IBJメンバーズの上限(20件)よりも積極的にアプローチできる仕組みです。
課題:会員本人の“雰囲気”まで把握しきれていない
一方で、ひとつ残念に感じた点もありました。
それは、カウンセラーが会員本人の“雰囲気”まで把握しきれていないこと。
オンライン完結のため、
どうしてもカウンセラーが知っているのは「画面の中のあなた」。
オフライン面談のある結婚相談所の紹介文では
立ち姿・しぐさ・話すテンポといった“空気感”までを文章に落とし込んでいますが、
ウェルスマではプロフィール文にそれが反映されづらい印象がありました。
結論:タイパ・コスパ最強
とはいえ、これはウェルスマが「自走型婚活」を前提としているからこその特徴。
裏を返せば、カウンセラー依存ではなく、自分の行動力で勝負できる環境です。
ウェルスマをおすすめできる人
✅ アプリ、パーティー、恋愛経験がある
✅ 自分のペースで婚活を進めたい
✅ 特に20代はアプリとの併用でおすすめ!
✅ タイパ・コスパを重視して結果を出したい
こうした人にとって、ウェルスマは最短距離で結婚に近づける現実的な選択肢です。
“自分の意思で婚活を回す”人にとって、非常に相性の良いIBJ加盟店だと感じました。
まとめ:「ライザップ型 or エニタイム型、あなたはどっち?」
IBJメンバーズはライザップ型の「伴走してもらう婚活」。
ウェルスマはエニタイム型「自分で動く婚活」。
どちらもIBJの同じ会員ネットワークを使っていますが、
支援スタイルの哲学がまったく違います。
婚活を“習慣”として続けたい人はIBJメンバーズ、
婚活を“効率的に攻略”したい人はウェルスマ。
私自身はIBJメンバーズで活動していますが、
もし今の私が婚活をゼロからやり直すなら、
行動力に自信がある人にはウェルスマを薦めたいと思います。
ライザップ型で支えてもらうか、
エニタイム型で自分で鍛えるか。
あなたの性格とテンポに合う方を選んでください。

