IBJでの婚活を始めてから、初めて同時に進行していた仮交際が2件とも終了しました。
片方はお相手からのお断り。
もう片方は私からのお断り。
立場は違えど、どちらも「小さな違和感」がきっかけだったという点では共通しています。
断られたと断った仮交際
断られた仮交際:「話を深掘りしすぎた」ことへの違和感
1件目のお相手とは、お見合い後にすぐ仮交際に進み、初回のデートはホテルラウンジでのティータイム。
相手の方はとても丁寧で、受け答えも柔らかく、第一印象は好感触でした。
でも…自分が話を深掘りしすぎたことが、今思えばよくなかったのかもしれません。
つい調子に乗ってしまい、「結婚後はどこに住みたいですか?」「仕事は続けたいですか?」など、まだ2回目にもかかわらず、将来の話を根掘り葉掘り聞いてしまったんです。
相手の方の表情が、ふと曇ったように感じた瞬間がありました。
笑ってはくれていたけど、どこか目が笑っていないような…そんな印象でした。
そして、数日後に相談所からの連絡。
「他の仮交際の方を優先したいとのことで、終了となりました」
ああ、やってしまった。
焦りすぎたのかもしれません。
「もっと話したい」「もっと知りたい」という気持ちが強すぎて、相手の温度感とのギャップを埋められなかったんだと思います。
自分から断った仮交際:「なんとなく、違うかも」と感じてしまった
もう一方のお相手とは、最初のお見合いでの印象がとてもよく、「この人は穏やかそうだし、話しやすいな」と感じていました。
ですが、2回目のデートで会ったとき、なぜか表情が少し違って見えたんです。
第一印象の柔らかさが少し薄れていて、笑顔にもぎこちなさを感じてしまいました。
また、話している中で「今後休日はどのくらい取れそうですか?」という話題になったとき、
お互いに忙しくて、土日もなかなか予定が合わないことが判明。
さらに、散歩デートの中でも会話がやや淡々としており、「無理に合わせてる感じなのかな…」とこちらが感じてしまい、正直げんなりしてしまいました。
最終的には、私から「今回は終了とさせていただきたい」と相談所を通じて伝えました。
何が原因だったのだろう
違和感は“心のセンサー”かもしれない
今回の2件の終了で感じたのは、ほんの小さな違和感こそが、最終的に自分の中で大きなサインになるということ。
しかもこの「違和感」は、心理学的にも重要視されています。
カップル・セラピーの分野では、
「小さな不一致が放置されると、やがて雪だるま式に感情的ストレスが蓄積し、関係破綻に直結する」
といった研究結果があります。
婚活においても、仲人さんたちは「違和感を覚えたら、その直感を軽視しないことが大切」とよく言います。
たしかに、「なんとなく変だな」と思ったことって、ほぼ外れないんですよね。
【同じ経験をしている人は、実は多い
実は、このように仮交際が短期間で複数終了するというケースは、私だけではありません。
他のIBJ会員さんのブログでも、「仮交際が一気に2件終了」「1件は相手から、1件は自分からお断り」という体験談を何度か見かけました。
婚活って、必ずしも一直線で進むものではなく、むしろこの“試行錯誤”があってこそ、自分にとって合う人が見えてくるのだと思います。
違和感に気づけたことが、前に進む一歩
2件の仮交際が終わったことは、一見すると“失敗”かもしれません。
でも、私は今回「違和感を信じていい」と思えるようになりました。
会話の空気感、表情のわずかな変化、生活リズムのズレ。
そのひとつひとつに耳を傾けられたこと自体が、自分のセンサーを信じる力を得た気がします。
次はきっと、もっと自然体でいられる出会いが待っていると信じて、また歩みを進めていきます。