先日、完全招待制のIBJシークレットパーティーという響きに誘われ、胸を高鳴らせて参加してきました。
「シークレット」「完全招待制」。
なんとも響きが良いじゃないですか。まるで秘密結社にでも潜入する気分で、
いそいそと会場入り。ところが、そんなお気楽な気分は受付を済ませた瞬間に吹き飛びました。
隣の女性のスマホ画面には、キラキラ輝くSEやコンサルタントの皆さまのプロフィールがズラリ。「あれ?僕、営業なんですけど?」と、少しばかりイヤな汗が流れ始めました。
スマホプロフィールシートが容赦なく差を見せつける
IBJシークレットパーティーはデジタルプロフィール制。
隣や後ろの別の組で行われているやり取りに緊張感が走る
「BIG4コンサルタント、趣味は海外旅行で・・・・」
「SE、年収900万、趣味はフットサル」
「営業、年収そこそこ、趣味……副業や動物園とか水族館?」
え? 僕だけ普通じゃん。まるで「営業職」という肩書きが、砂漠に落ちた一滴の水ほどのインパクトも持ってないことを実感した瞬間でした。
「営業です」と名乗った瞬間、時が止まった
そしていよいよ自己紹介のターンが回ってきました。
「営業です!」と元気よく言った瞬間、まるで漫画のようにその場の空気がピキーンと凍りました。
僕の視界には、スマホの画面からゆっくりと目を上げ、少し微妙な笑顔を浮かべる女性陣の姿。「営業=口がうまいだけ」と判断され、会話開始の前に完全KOされてしまったのです。
「すみません、口下手な営業もいるんですよ」と言い訳したいところでしたが、もはや時すでに遅し。心の中で静かに白旗をあげました。

SEとコンサルの“高すぎる壁”に返り討ち
その後、パーティーは淡々と進行。
女性陣の視線は完全にハイスペック職種のSEとコンサルの皆さんにロックオン。「IT業界ってカッコいいですよね」「コンサルさんって賢そうですね」──僕の前に見えない高い壁がそびえ立ちました。
SEさんやコンサルさんが楽しそうに話をしているのを横目に、僕は懸命に笑顔で対抗しようとしましたが、残念ながら彼らの話題性や安心感に太刀打ちできず……。
ええ、完全に返り討ちです。無念です。

婚活の勝負は「肩書き」よりも「風呂敷力」だと気づいた
しかし、そんな絶望的な敗北を喫して学んだこともありました。
それは「職業や年収で勝負できないなら、“風呂敷”を広げて勝負するしかない!」ということです。
僕の武器は、日本全国を駆け回って培った営業トークと謎のご当地知識。
次回は「営業=ただ口がうまい」ではなく、「営業=全都道府県のグルメマスター」として、完全なるキャラ立ちを目指そうと思います。
まとめ:返り討ちを乗り越えて──次こそスマホのプロフィール欄を制す!
IBJシークレットパーティーは、正直かなり敷居が高い場所でした。
でも、この壮絶な返り討ちを食らった経験を無駄にはしません。
肩書きや年収がすべてではないと自分に言い聞かせ、「情報」ではなく、自分だけの「物語」で勝負する。“風呂敷力”を鍛え上げ、いつの日かSEやコンサル軍団にリベンジすることを誓いました。
次回もぜひ、ご期待ください!(たぶん)